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手軽に楽しむ ≪焼香や空薫(そらだき)で楽しむ≫

1.灰の準備をしましょう

(1)焼香や空薫で楽しむためには、香炉灰を使用します。準備した香炉又は香炉の代用品に香炉灰を入れます。お香を焚いていくと灰が増えますので、目いっぱい入れないようにしてください。
(2)お香が燃えるためには空気が必要なので、火箸などで円を描くようにクルクル回して空気を十分灰に含ませてください。
(3)空気を含んだ灰はとてもフワフワなので、火種やお香が沈まないように火箸か灰押えなどで軽く灰を押さえて落ち着かせてくださいね。

2.火種の準備をしましょう

(1)ならした灰に炭団を置くためのくぼみを作ります。
(2)用意しておいた香炭団や炭団を火箸やピンセットで持ちます。(焚くお香の量によっては炭団を割って使うことも有りですね)
(3)ライターで炭団全体に着火します。(ターボライターがとても便利ですよ)
※ 刻みや抹香を使う場合は、炭団の代わりに匂いの弱いお線香を使うこともできます。

3.焼香や空薫で楽しむ(炭団を使う)

(1)焼香
火の着いた炭団に削った香木、刻みや抹香をのせます。お寺のお焼香のやり方ですね。
(2)空薫
灰に置いた炭団に軽く灰をかぶせ、灰が十分温まってからその近くに大きめに削った香木や角割(分割)を置き、間接的に加熱します。

4.焼香で楽しむ(お線香を使う)

(1)お線香を2~3cmに折ります。
(2)2~3本をまとめてライターで着火します。
(3)火の着いたお線香をならした灰の上に置きます。
(4)お線香の上に削った香木、刻みや抹香をのせます。

5.長時間焼香を楽しむ

刻みや抹香を長時間香らせる方法として、時香盤をまねたやり方もあります。ここでは専用の器具などは使わず、平らにならした灰に溝が作れるものであれば何でも構いません。
(1)灰にできるだけ長くなるように溝を作ります。
(2)刻みや抹香を溝に入れていきます。この時、刻みを使用するのであれば火種が必要となりますので、お線香を溝に沿って置きます。抹香であれば火種は必要ありません。
(3)溝の端に着火してください。着火は火の着いたお線香で行います。ターボライターでも着火することができます。
※ この方法はかなり煙が出ますので、広い空間か換気をして煙を逃してください。